ごあいさつ

私は建築設計事務所を営んでいます。
設計士の経験から、建物防水について語ります。

防水の選択を間違えると、あとあと思ってもいな
かった出費になることもあります。

建物の防水を何にしたらよいか迷った時の参考に
してください。

屋根防水は建物を守ります。
posted by 防水屋 at 10:41 | 日記

FRP防水

最近の木造住宅バルコニー防水はFRP(Fiber
Reinforced Plasticの略称)防水が主流ですが、
その歴史は浅く1988年にFRP防水材工業会が
設立され、その後本格的に普及しました。

そもそも、FRPの技術自体は1970代からその
水密性の高さからレジャーボートに使われ、現在
ではボートの95%以上がFRPで建造されていま
す。

1980年代後半以前のベランダ防水はさまざま
な工法で施工され、改修工事で建築当時の状態に
戻すのは難しい状況です。
 FRPは複合材料の一つで、ガラス繊維にポリエ
ステル樹脂を含ませ、強化した材料で、非常に強
靭性と弾力性に優れています。

改修工事ではFRP防水であろうが他の防水仕様で
あろうが、水密性が確保できていれば現在は紫外
線や磨耗に強いウレタン・トップコート(最終仕
上げ材)をコテでコーティングするだけで十分で
す。

非常に安定した材料ですが、木造住宅は地震でも
風でも動きますので、コーナー部の割れに施行者
は注意しなくてはなりません。
posted by 防水屋 at 08:00 | 屋上防水の種類

塗膜防水

塗膜防水工法は、高分子化合物を主体とした液状
材料を所定の厚さに塗布し、造膜(反応硬化して
膜を造ること)させて防水層を形成する工法です。

平面形状の複雑な屋根や屋上でも容易に防水層を
形成出来ますが、高い下地精度が必要であり、施
工環境にも様々な配慮が必要です。

塗膜防水工法には色んな種類の材料が採用されて
おりますが、主なものにウレタン樹脂系、ゴムア
ス系、アクリルゴム系、軟質ポリエステル系、ポ
リマーセメント系などがあります。

またFRP樹脂を防水層とするFRP系の防水工
法も塗膜防水の一種と言えます。
FRP防水などの一部を除いては新築物件に採用
されることはほとんど無く、基本的に塗膜防水工
法は改修工事に採用されることが多い工法と言え
ます。
posted by 防水屋 at 08:00 | 屋上防水の種類
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